どんぐり食べたことありますか?
『どんぐりはアクが強くてそのまま食べられないでしょ!』と思われている方も多いと思いますが、そんなことないんですよ。
もちろん、アクの強いどんぐりもありますが、そのまま食べられる(生食できる)どんぐりもあるんですよ。
古いお宮さんなどにあるスダジイの実は、アクがないので生のまま食べられます。炒ったりして火を通した方がおいしいですね。
あと、公園や街路樹として植えられているマテバシイの実もアクは少ないです。炒って食べるとクリのような味でおいしいですよ。
今回、初めマテバシイの実でクッキーを作る予定でしたが、成り行きでスダジイの実でクッキーを焼いてみました。
そのため、作り方も少し実験的に変更して作ってみました。 (^o^)
(右のどんぐりがスダジイ、左がマテバシイ)
<二八どんぐりクッキーの材料>(9〜10枚くらい)
- シイの実粉(スダジイ) 90g
- 薄力粉 13g
- 無塩バター 40g
- 三温糖 30g
- たまこ 1個
どんぐり粉と小麦粉の割合が、8:2なので二八そばならぬ、二八どんぐりクッキー! (^_-)
(実際のどんぐり粉の割合は、9割近いんですけどね…)
レシピはこんな感じ
@ 茹でるつもりでしたが、スダジイはフライパンで炒めました。
A 殻をとって粉にする。炒ると殻が割れるので、実はとりだしやすい。
フードプロセッサーで粉にした方が楽なのですが、あえてすり鉢で挑戦。
すりこぎ棒で、ゴリゴリ地道に…
さすがすり鉢、いい感じに粉になりました (^_^)v
ただ、丸のまますり鉢に入れたのは失敗でした。実をつぶすのにえらく苦労した (><)
すり鉢で粉にする場合は、小さく砕いてからすり鉢に入れた方がいいですね。
B ボールにバターを入れ、ホイッパーでかくはん
C Bに三温糖を加えて、しっかりかくはん
D Cに溶きたまごを加え、しっかりかくはん
E Dに、Aのシイの実粉と、薄力粉を加えて混ぜ合わせる
F 天板に1枚分をスプーンですくって、手で形を整えて並べる
G 170℃のオーブンで、20〜25分焼く
サックリとした、やわらかい焼き上がりになりました。
すり鉢で粉にしたのでツブツブ感があって、ダイジェスティブ(全粒粉)クッキーのような感じでおいしかったですよ。 o(^▽^)o
シイの実を、すり鉢で粉にするところ以外は、難しくないので作ってみるもの面白いと思いまます。
スダジイの実は小さいので、たくさん集めないといけないので、すこし大変かも…
次回は、今回作る予定だったマテバシイのクッキーを作って載せますね。
味の違いがわかるかな?
その2、マテバシイクッキーはこちら