非常食・災害食にちなんだ内容です。
非常食というと、どんな食べ物を連想されるでしょうか?
世代によって、イメージするものが、けっこう違ってくるかもしれませんが、
定番は、カンパン、缶詰(魚・肉・フルーツ)、ビスケット/クラッカー。
最近では、アルファー米、レトルト食品(おかゆ・おかずなど)、お菓子類(ようかん・キャラメル・あめなど)
なども、一般的でしょうか。
あともう一つ、缶詰はカン詰めですが、パンの缶詰。ご存知ですか?
前置きが長くなりましたが、パンの缶詰が今回の主役です。
パンの缶詰をご存知の(食べたことのある)方は別ですが、初めて聞かれた方や見たことはあるけど食べたことのない方は、『パンの缶詰なんておいしいの?』と思われるかもしれませんね。
缶詰とあなどるなかれ、
缶のフタをあければ、焼きたてのようなやわらかなパンが現れます。
写真は、パン・アキモトさんの救缶鳥
実はこのパンの缶詰は、パン・アキモトさんが、開発したものなのです。
どのくらいおいしいか食べてみたいと思われた方は、3月のもしも の 体験キャンプに参加頂ければ、この救缶鳥も食べることが出来まので、ぜひいかがでしょうか?
この救缶鳥がユニークなのは、パン自体がおいしいだけでなく、非常食が義援物資になるというところなのです。
パンの缶詰の『救缶鳥』は、非常食なので賞味期間は3年あります。
その賞味期限の3年のうち、2年間は非常食として手元で備蓄します。(もちろん災害時でなくとも、キャンプやおやつなどに食べても構いません。おいしいですからね)
購入から2年経過すると、回収の案内が届き、備蓄されているものは回収されます。その際、再度備蓄用に救缶鳥を購入すると、回収される救缶鳥の個数分を、再備蓄用の代金から少し値引きされます。
回収された救缶鳥は、義援物資として残り約1年間の賞味期限の間に、飢餓に苦しむ国々に届けられます。
(義援先の国々のほとんどは、内戦・紛争などが原因で治安が悪く、現地に届くまで時間がかかるため、1年間の賞味期限を確保しているそうです)
救缶鳥の箱です。海外へ義援物資として送ることを考えて英語の表記もされています。
また、救缶鳥は、通常品の2倍の大きさがあります。
この大きさにしたのは、義援先の国々では、食器などが不足していることが多く、パンを食べ終わったカンを食器代わりに使えるようにとの配慮とのことです。
そして、もう一つ
上の写真の右端に見えていますが、救缶鳥にはメッセージを書き込めるスペースがあり、そこに義援先の人達へ向けたメッセージを書き込むことも出来ます。
非常食の一つとしてパンの缶詰を加えるのであれば、救缶鳥プロジェクトに参加されてみてはいかがでしょうか?
救缶鳥は、株式会社パン・アキモトの救缶鳥プロジェクトのページから購入できます。
個人の方に限らず、企業・学校・自治体など、どなたでも参加可能です。
あーす楽園の親子プログラム
3月22日の『やってみなけりゃわからない もしも の 体験キャンプ』では、救缶鳥やその他の非常食を実際に食べたり、火おこしをしたり、その火をつかって鍋でご飯を炊いたり、実際にやってみないとなかなかわからないようなことを、親子で体験できます。
一緒に参加されませんか?
詳しい内容は、あーす楽園ホームページの
もしも の 体験キャンプの詳細をご確認ください。